1、充分な透析(5時間透析を推奨)
2、バランスの良い食事(旬の食材を感謝して頂く)
3、運動の継続(ウォーキング・ストレッチ体操)
4、笑いのある生活
*我々スタッフは、患者さまが「病気があっても幸せ」と思っていただけるよう、 日々努力します。
*当透析室は、熟練した医師・看護師・臨床工学技士・医療事務・ケアマネジャー・スピリチ ュアルケアワーカー・看護助手などが連携を図り、チームワークを大切にした透析治療に当 っています。
*当院では、徹底した水質管理の元、逆ろ過透析液を用いた自動システム監視装置(TR-3000MA)を導入しています。
*当院は開院時から長時間透析(5時間透析)を推奨しています。
*透析中の肩や足の痛みの緩和ケアを得意とする看護師スタッフがいます。
*アロマセラピー・リフレクソロジーの資格を持ち透析中のケアに活用している看護師スタッフがいます。
*スピリチュアルケアワーカーによる心理相談が定期的に行われています。
*創傷ケアを得意とする看護師スタッフがいます。
*フットケアを得意とする看護師スタッフがいます。
*当院では患者情報や検査、投薬、透析条件などの記録をデータベース化して管理を行う当院独自の透析業務支援システムを開発し、診療支援に役立てております。
*訪問看護・在宅看護を兼任とする看護師スタッフがいます。
*朝の透析開始前に患者さま・スタッフ全員で6分間のストレッチ体操を行っております。
*患者さま向けに定期的に太極拳・気功教室を開いている看護師スタッフがいます。
*患者さまが中心となって機関紙『げんきかい』を発行しています。
*春には卓球大会、秋にはボーリング大会、冬にはマージャン大会などの他、日帰り旅行、お散歩会、講演会などなど・・・、患者会との交流会がさかんに行われています。
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365日のストレッチマーチ
朝のストレッチ風景人間がより良く活動し、生存するためには、体力が必要です。体力が低下すると代謝や免疫力などが衰え、疲れがとれない・抵抗力が落ちる・元気がでないといった生活する上で困った症状が出てきます。
車イスの方もベッドに腰掛けて。体力が低下する大きな原因のひとつに筋力の衰えが考えられます。朝のクールの患者さまは起床して数時間後にはまたベッドによこになり、透析治療を受けなければなりません。横たわった状態は、適度な時間なら休養になりますが、長時間に及ぶと運動不足になりがちですし、下肢や背部の大切な筋力の低下を招いてしまう可能性
こんな詩にあわせてストレッチをしています。 クリック拡大もありますそこで、少しでも身体を動かし、筋肉を使ったり、ほぐしたりして透析に入っていただこうと、当クリニックでは穿刺前のストレッチ体操を考案し、毎日かかさず行っています。いくつになっても元気に自分の"足"で通院していただきたいという願いと透析に負けない体力を維持していただきたいという思いが込められています。
年間を通して原水のエンドトキシン値が500EU/L以下の主水源
高桑内科クリニックで使われる透析用水は、下呂市と高山市にまたがる飛騨一ノ宮の位山(くらいやま)に源を発しています。位山は中部日本の分水嶺となっており、ここで湧き出た水は、飛騨川、長良川を通じて太平洋に注ぎ、宮川、神通川の流れは日本海に注いでいます。毎秒何万トンを生む水源の、お膝元にある高山市はどれだけ
水がキレイかおわかりいただけたでしょうか。特に透析液の清浄化を実現する上でかかせない、RO装置、限外濾過フィルターなどは、あくまで濾過による精製です。阻止率100%の限外濾過フィルターは存在しません。従って透析液の清浄化には、限外濾過フィルターの入口側濃度値が重要であることは言うまでもありません。入口側、すなわち原水のエンドトキシンが年間を通して低値を示す当院では、RO装置による処理だけで、十分ET値は感度以下になります。従って当院の限外濾過フィルターは、予備的なニュアンスでの設置でしかありません。肝心なのは汚染巣を作らない配管の管理と的確な消毒で維持管理に努めることです。豊富な水資源に感謝!
逆濾過透析液を使用した自動システム:患者監視装置TR-3000MA(東レ社製)
逆ろ過透析液によるサポート機能
徹底した水質管理の元、逆ろ過透析液をを用いた自動プライミング・自動返血・自動脱血・急速補液・手動送液の各サポート機能を標準搭載したTR-3000MAを導入しました。
極低濃度薬液封入システム RO装置:TW-HI(東レ社製)
RO水ラインを低濃度の次亜にて朝まで封入
RO モジュール出口以降のRO水ラインを極低濃度の薬液(次亜塩素酸ナトリウム:約1ppm)にて封入します。RO水の汚染原因のひとつである2次汚染防止を発揮し、安全かつ安定的にエンドトキシンを低値に維持できる自動化システムです。多人数用供給装置(TC-HI)、A液溶解装置(TP-2)、B末溶解装置(BHI-JP)の入口まで自動で封入します。
2段階消毒液の作成 多人数用透析液供給装置:TC-HI(東レ社製)
エンドトキシン低減化対策に有効な2段階消毒機能(高濃度次亜による消毒効果及びたんぱく質分解のための洗浄効果/低濃度次亜による朝までライン封入による2次汚染防止効果)を採用致しました。これにより、装置内部品の劣化を最小限に抑え、菌の増殖を抑制します。
配管のポイント
日常高濃度の消毒される配管の効果の維持、有機物の除去 ⇒ クリーンホースの採用
適正な配管口径の選択 ⇒ レイノルズ数<2320以下は完全層流
デッドスペースの排除(接続部、分岐部) ⇒ レデュース継手
不要なバルブの削除